事業概要

  • 相分離系変換技術によりリグノセルロース素材をリグニンと糖類に高収率で分離回収する技術を確立すること、回収生成したリグノフェノールを効果的に活かした新素材に関する研究開発及び実用化を進めます。
  • 我が国の人工林は収穫期を迎えながらも利用が進まず森林蓄積を増しつつありますが、石油製品・燃料を代替する素材であるリグノフェノールなどの原料としての出口をつくることで、森林に放置されがちな間伐材などの有効活用を進めることができます。
  • 地球温暖化防止、森林適性管理の促進、山村経済の活性化及び石油市況から自由な素材原料の安定確保を実現するため、H26年度の相分離系変換システム事業プラント稼働を目指して、事業体組成を進めています。並行して、ユーザー企業さまと製品評価、最適化、新用途開発等を進めています。